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○取材対象者(5人)
・JR東日本 東京耐震・ホームドア工事区 濵形 衛 氏
・鉄建建設 中西 孝敏 氏
・交通建設 坂本 康了 氏
・東鉄工業 江川 公二 氏
・ユニオン建設 三浦 貴明 氏
建設工事の品質管理において工事写真の撮影・管理は不可欠な作業だ。撮影した写真情報を基に報告書を作成する必要があるが、煩雑な作業が現場のリソースを圧迫し効率化が求められている。そのような中でJR東日本は、耐震工事の工程の一つである「削孔」の削孔長・削孔径の施工記録に、建設DXプラットフォーム「蔵衛門」のクラウド報告機能「ポスト」を試験導入。書類作成・確認にかかる作業と品質管理業務の効率化を実現している。
削孔長・削孔径の確認作業は多い現場で約300本。1本当たり3枚の写真を撮影すると合計で約900枚になり、施工記録の報告書を作成する施工会社、確認するJR東日本ともに多くの時間を割く。
JR東日本の濵形衛氏は「施工会社が削孔の測定値を手書きでメモし、事務所に戻りパソコンでエクセルに打ち込み報告書を作成する。それを当社が確認するのだが、転記ミスがあると修正依頼を含め非常に手間と時間がかかる」と話し、長時間労働の一因にもなっていた。これらの課題を解決するため、デジタル化された撮影情報をクラウド上で管理できる蔵衛門のポストを試験導入。「さまざまなクラウドツールと比較した結果、測定値の入力と写真撮影までの一連の流れがスムーズな点も導入の決め手になった」と濵形氏は振り返る。
現場での運用について鉄建建設の中西孝敏氏は「作業員はスマホで指定のURLか2次元コードにアクセスし、フォームに必要情報を入力して送信するだけなので抵抗感なく使ってもらえた」と話す。
ユニオン建設の三浦貴明氏は「ポストがうまくいった前段として、JR東日本の東京耐震・ホームドア工事区で帳票のフォーマットを統一化したことが大きい」と分析。現場によって報告書のフォーマットが異なるとポストの運用が難しくなるからだ。「クラウドによってリアルタイムで確認でき、写真の撮影漏れ防止、進捗管理にも効果があった。ポストは同じ工種が繰り返し続く耐震工事に向いている。最初に事前入力してしまえば後は自動で整理してくれるため、さらに効果的だ」と強調した。
発注者であるJR東日本は、工事写真の撮影・管理の改善を目的に、建設DXプラットフォーム「蔵衛門」のクラウド報告機能「ポスト」を試験導入した。この機能により、施工会社は現場報告をデジタル化し、情報を一覧で確認することで書類作成にかかる作業や品質管理業務の効率化を実現している。作業員は指定のURLまたは2次元コードにアクセスし必要情報を入力するだけなので、現場が導入しやすい点も特長だ。
施工会社である交通建設の坂本康了氏は「これまでは現場で測った数値を手書きで黒板に記録していたが、ポストのフォームにタブレット端末で測定数値を入力すれば自動で電子黒板に情報が転記され、そのまま写真撮影もできる。あらかじめ撮影箇所番号などの情報を入力しておくと、現場で写真を撮る際には実測値を入力するだけで済むため、写真を撮るスピードが格段に速くなった」と効果を実感している。
東鉄工業の江川公二氏も「撮影箇所と写真が自動でひも付き、写真整理の時間が大幅に短くなった。これにより、元請け社員や現場作業員の思考のステップが減り、長時間労働の要因となる非効率な作業をなくすことができ、負担の軽減にもつながっている」と話す。
ポストから取り出した報告書は、JR東日本のクラウドシステムにPDFベースで申請し、承認まで進んで完結する流れになる。今回の試験導入はPDF化する前までの書類作成をいかに効率的にするかが目的。耐震工事の後は他の工種、工事での試験導入を検討している。作業工程が異なるため、さまざまな現場作業員に使ってもらいながら効果を検証していく。
クラウド化は現場の効率化を進める上でポイントとなるようだ。現場関係者を巻き込んだ「現場DX」の推進に注目が集まる。
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