手間のかかる、
黒板の持ち運びやチョークでの記入
従来は、業務内容などを黒板に記入し、それをデジカメで撮影していた。何枚もの黒板を現場に持ち運んだり、チョークで必要事項を記入したり、煩雑な作業が現場では問題となっていた。
市川氏「発注した部材が納品されると、各部材の名称を一つひとつチョークで黒板に記入しないといけません。そして、その撮影が終わると、今度は全部消して、また新たな部材の名称を書いていくことになります。とても手間のかかる作業でした。しかも、書き間違いなどのミスが起こることもありました。撮影に関しても黒板の設置場所が難しく、撮りたい箇所を大きく撮影できなかったり、うまく画面に収まらなかったり、多くの時間と手間を費やしていました」